6月17日(水)の深夜から6月18日にかけて、東京都世田谷区で大規模な停電が発生しました。
原因は電線からの出火のようで、合計6000世帯以上に影響が受けたようです。
また、渋谷区の一部地域でも停電になってしまったようです。
今回は、東京都世田谷区松原で電線から出火し、大規模な停電が発生した件について、出火の詳細や原因などを調査していきましょう。
では、さっそく本題に入っていきましょう。
目次
世田谷区松原で電線から出火の概要、経緯
停電が発生したのは、6月17日午後11時10分頃です。
世田谷区内広域で停電で発生しているとの情報が相次ぎました。
【停電か:世田谷区】
23時10分頃より、世田谷区内広域で停電が発生との情報が相次いでいます。また、世田谷区内て電線から発火しているとの情報があります。 #火事— NET東京(東京災害情報) (@Nettokyo911) June 17, 2020
【電線から出火:世田谷区】
23時20分現在、世田谷区松原5丁目で電線から出火しているとの情報が相次いでいます。付近一帯の停電事象との関連は、確認中です。今後の情報に注意して下さい。 #火事— NET東京(東京災害情報) (@Nettokyo911) June 17, 2020
停電の原因は、電線からの出火です。
時間帯が昼間ならまだしも深夜での停電ということもあり、ネット上では急な停電に驚く声が多数寄せられていました。
出火していることから、消防隊も出動しました。
また、東京電力による復旧作業も行われました。
発生状況や停電軒数は以下の通りです。
大原1丁目:約1440軒
大原2丁目:約1700軒
代田4丁目:約110軒
羽根木1丁目:約1740軒
羽根木2丁目:約1380軒
松原1丁目:約50軒
松原5丁目:約300軒
松原6丁目:約30軒
東京都世田谷区ではおよそ6760軒が停電になりました。
とても大きな規模の停電ですね。
また、渋谷区の一部地域でも停電になりました。
笹塚1丁目:10軒未満
渋谷区では以上です。
突然の停電に驚いたことでしょう。
原因は電線からの出火とのことですが、どうして電線から出火してしまったのでしょうか?
電線は身近にあるものですし、数も多いので不安が募りますね。
世田谷区松原で電線から出火の場所は?
電線から出火したのは、東京都世田谷区松原です。
東京都世田谷区松原の場所はこちらです。
停電だけで済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれません。
万が一電線からの出火が建物へ移ってしまったとなればますます大変なことになっていたでしょう。
これだけ住宅などの建物が密集している地域で火災が発生してしまえば、延焼の可能性も非常に高くなってしまいます。
建物へ引火したとの情報はないので、そこに関しては安心しています。
世田谷区松原で電線から出火の原因は?
電線から出火したことが原因で大規模な停電が発生してしまいましたが、なぜ電線から出火してしまったのかということが問題です。
電線から出火した原因についてはまだ明らかになっていないようですが、現時点で考えられる原因を考えてみましょう。
原因についていろいろ調べてみると、このような情報がありました。
“経年劣化や不良工事から電線の絶縁被覆が損傷し,ラス モルタル外壁のラスやトタン板などの金属類を介して大地 に地絡電流が流れるとジュール熱が発生し,近接した木ずりや間柱などの木材が炭化・グラファイト化して絶縁が低下し,更に湿気や雨水などで水分を含むと地絡電流が急増して漏電火災に至る。”
引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/29/8/29_612/_pdf/-char/en
電線の劣化や環境に関係があるようですね。
葉っぱが原因で火災が発生してしまう場合もあるようです。
電線には葉っぱが接触することで葉っぱに電気が流れ、火災が発生してしまう。
特に雨が降る日には要注意のようです。
電線もですが、住宅で使用するコンセントも火災の原因になってしまうこともありますよ。
コンセントは日常的に必要不可欠な存在ですが、実は注意が必要なのです。
特に長い間差し込んだままになっているコンセントは、危険です。
コンセントとフラグに間にホコリが溜まり、そこに湿気が加わることにより放電が繰り返されます。
そしてやがて熱を帯び、出火してしまうというケースです。
挿しっぱなしのコンセントには十分に気をつけましょう。
当時の状況動画画像は
電線から出火し、停電が発生した当時の状況をみていきましょう。
家の前の電柱が発火してる#世田谷区 #停電 pic.twitter.com/Sm4Rz6FeGg
— k (@kanecop) June 17, 2020
#世田谷区 #大原
急な停電怖い
商店街真っ暗 pic.twitter.com/CYfC5UbxGe— Yuki Kato (@YKKT_5) June 17, 2020
世田谷区のコンビニも真っ暗#世田谷区 #停電 pic.twitter.com/gTL0UZ5iaq
— じん@世田谷ライフ (@Naotake521) June 17, 2020
世田谷区停電して
ゲームしてたら全部電気消えて
新しくきた自作PCめっちゃ
光るからブレーカー落ちたんかな?
ゲームしすぎたんかな?
って思ったら電柱発火してる
ろうそくで生きてるけど
これ復旧するんかな?#世田谷区 #停電 https://t.co/Vy9SdFZGZK pic.twitter.com/A3TOtDWMq2— JUNKO/原宿ブリーチ派手髪専門美容師 (@JUNKO_COLORLIST) June 17, 2020
【世田谷区停電レポート】
もうすぐ深夜12時ですが、まだ電気はつかず。
家によってはついているところもあり。
早く復旧してほしいです。
冷蔵庫の中のものが…!#世田谷区 #停電 pic.twitter.com/eVt4LBWyAA— 柴田佳英 (@yoshihide_shiba) June 17, 2020
本日17日(水)23時35分に確認したら世田谷区大原2丁目周辺に停電
信号機や街灯が消えている状況です。
京王線・井の頭線は平常通り運行中です。 pic.twitter.com/5mV8Dj2Hc4— 小林謙三 (@78KOBA) June 17, 2020
大きな火ではありませんが、明らかに電線から出火していますね。
この小さな火が原因で6000軒以上の住宅やお店などが停電してしまったのだと思うと、電線の凄さも実感しますし、火の恐ろしさも痛感させられますね。
今回の停電で感じたことは、緊急時に備えておく必要があるということです。
自然災害などを経験したことがある方も多いかと思いますし、その時は電池や食料を買っておこうと思って必死になるのですが、実際時間が経ってしまうとまた元の生活に戻ってしまうことが多々あります。
もちろんそのような緊急事態にならないことが1番いいのですが、急な停電にもある程度対応できるように備えておくことが大切でしょう。
ネットの反応
世田谷停電、直らないのはしょうがなくとも野次馬うるさすぎて眠れもしないし、、
うーん— NH (@nanrichan) June 17, 2020
外見てもみんな停電してる!世田谷区だけ??停電怖いー!
— tomoe sakuma (@knkm426) June 17, 2020
世田谷区停電した、、、
停電の仕方がホラーだった— 村上香奈 (@k15133564) June 17, 2020
電気があることが当たり前の生活になっていますが、このような状況になると電気の有難さを実感しますよね。
常に気を張ることもないかと思いますが、緊急事態にある程度は対応できるように備えておきましょう。
まとめ
今回は、東京都世田谷区松原や渋谷区で大規模な停電が発生した件についてまとめさせていただきました。
原因は電線からの出火でしたが、住宅にあるコンセントでも同じように出火する可能性があるので、火元だけではなくコンセントにも注意しましょう。