2021年に門脇麦主演で、山内マリコの小説「あのこは貴族」が映画化されることが発表されました。山内マリコさんと言えば、女性のリアルを描き続ける人気作家ですよね。
門脇麦さんが都会育ちの主人公で、共演には地方から東京に出てきて自力で働く女性を水原希子さんが演じます。
タイプの違う2人がどんな共演をそれるのかとても気になりますね。
今回はこの「あのこは貴族」についてご紹介します!
目次
あのこは貴族(映画)とは
山内マリコさんが2016年11月に発売された小説です。
東京で暮らす2人の女性が、生まれも育ちも階級もまるで違うけれど、悩みは同じで探していることも同じ。そんな2人が自分の未来を切り開く様を描いています。
もともと山内マリコさんは、岨手由貴子監督のファンだったようで、今回の映画化で「原作に込めたものを岨手監督に託したいと思います。」と絶大な信頼を寄せています。
女性ならではの視点、女性ならではの悩みと、どんな風に描かれるのかとても期待されています。
あのこは貴族(映画)の作品情報
公開日:2021年
制作国:日本
配給:東京テアトル、バンダイナムコアーツ
上映時間:124分
公式サイト: https://anokohakizoku-movie.com/
あのこは貴族(映画)のキャスト、スタッフ
《キャスト》
榛原華子:門脇麦
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」でヒロインの駒役を演じ、女優としてキャリアを積んでいる彼女が、今作では主演の東京の箱入り娘役を演じます。
時岡美紀:水原希子
モデル、デザイナー、女優と様々な顔をもつ彼女が演じるのは、上京して自力で東京で暮らす時岡美紀。
監督・脚本: 岨手由貴子
長編作品は今作が2作目。1作目の「グッド・ストライプス」では新藤兼人賞金賞を受賞した注目の監督。
原作:山内マリコ
「ここは退屈迎えに来て」や「アズミ・ハルコは行方不明」など女性からの共感を呼ぶ作品を描き続ける人気作家。
あのこは貴族(映画)のあらすじ
東京生まれ・東京育ちの箱入り娘の華子はなに不自由なく暮らしていた。20代後半で付き合っていた恋人に振られてしまう。同級生たちが結婚・出産をしていく中、華子には焦りの気持ちが膨らんでいく。
婚活に勤しむ華子は、ハンサムな弁護士青木と出会う。
その一方、富山県から上京し慶應大学に入ったものの、お金がなく夜の仕事などで生活費を工面して頑張っていなのに、結局中退してしまった美紀。仕事にやりがいも感じず、恋人もいない。なんのために東京にいるのかという意味もわからなっていた。腐れ縁の青木とダラダラ続く関係にも悩んでいた。
青木という男をきっかけに、出会うはずもなかった2人が出会い、自分を解放して切り開いていく。
あのこは貴族(映画)のネタバレ、結末や見どころは?
映画版はまだ公開されていませんので、ネタバレや結末はまだわかっていません。しかし、原作の小説版のネタバレ、結末で少し内容がわかってきます。
《小説版ネタバレ》
30歳目前で恋人に振られてしまった華子。
華子は東京生まれの箱入り娘。恋人に振られ落ち込む華子を心配した家族は、ハンサムな弁護士青木幸一郎と華子を会わせる。
幸一郎は華子の家をさらに上をいく、良家である。
慶應卒業のハンサム弁護士の幸一郎に、自分の理想を求めて2人は結婚に向かっていく。
しかし幸一郎には、都合のいい女、美紀がいる。同級生の美紀は地方が上京し、美紀自身も幸一郎が本気ではない事はどこかわかっているが、ついつい都合の良い女を演じてしまう。
ある日、華子の友人の逸子がひょんな事から、華子と逸子と美紀の3人で会う席をセッティングしてしまう。華子と美紀は敵対同士のはずが、何故か2人は意気投合する。
幸一郎と美紀の関係にショックは受けたものの、結局幸一郎との幸せを夢見て華子は結婚する。結婚式には逸子や美紀もいる。美紀がいることに驚いた幸一郎は、それ以来美紀を誘うことはなくなった。
美紀も幸一郎のことは、ズッパリ諦め前を向き生きていくことにした。
華子はというと、思い描いた結婚生活とは少し違っていた。
弁護士として忙しい幸一郎に対して、華子は日中やることもなく退屈だった。
幸一郎はそんな華子の気持ちに気づくこともなく、華子は形だけの結婚生活に意味を見出せず離婚を切り出す。
周りは大反対だったが、頑固な華子は離婚を譲らず家を出る。
そんな華子が向かった先は、逸子の元だった。逸子は音楽家として自立していて、華子と一緒に住む代わりに、逸子のマネージャーをすることになった。
初めて、自分で責任を持って仕事をしやりがいを感じる。
今まで見たことのない世界に行き、いかに自分の世界観が狭かったかを知る。
逸子にとっても華子がいることで、仕事がスムーズに進み今では華子がいないと困るとまでいいようになった。
華子は結婚が幸せのゴールではないことを知るのだった。
あくまでもこのネタバレと結末は、小説版でのことです。映画版はどのようになるかは観るまでのお楽しみです!
あのこは貴族(映画)の評判は
原作大好き。これは楽しみ
門脇麦と水原希子、山内マリコ原作の映画「あのこは貴族」で共演(コメントあり) https://t.co/740mIfhRXU
— ひとで (@starfishghost) June 2, 2020
原作ファンの人の期待はやはり高いですね!
あのこは貴族、映画のキャストいいなあ。公開たのしみだなー。原作本はとても好きで単行本も文庫も買った。
— Yayoi (@ya178_respect69) June 2, 2020
魅力的なキャストですよね。今後の追加キャストも気になりますね。
山内マリコさんの『あのこは貴族』。映画版の美紀(田舎から出てきた方)と華子(都会の箱入り娘)それぞれのキャストのイメージが真逆なんだが、製作陣がどう意図してそうしたか…完成し劇場で見ると答えが出る感じなのだろう。。
— ラジオネーム:北国の暇人 (@banana_akakoura) June 1, 2020
意外と多かったのが、この意見なんです。どちらの配役が合ってるか本編が楽しみですね。
あのこは貴族(映画)の公開日、上映館は?
公開日:2021年
上映館:未発表
まだ詳細は発表されていません。今後の公式の発表が待たれます。
あのこは貴族(映画)の原作は?
原作は山内マリコさんであることは、お伝えしました。
では、この原作を読むには?
もちろん本を買って読むのもいいですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
「あのこは貴族」とても楽しみですね。
お金持ちと一般市民という構図になりがちですが、決して嫌味は感じずどちらの悩みも頷けてしまいます。
これから追加で、キャストも発表されると思うので、とても楽しみです。
2人の女性を手玉に取る青木幸一郎役は誰かなぁなんて考えてしまいますね。
ぜひ、原作を読んでみなさんも世界観を楽しみ、キャストを想像してみてください!