新型コロナウイルスの感染者数が多少減ってきたこの頃。
緊急事態宣言で「外出自粛」が呼びかけられている今、もう自粛には飽き飽きとしてきた大人たちが遊び場を求めて行列をなしているところがあるようです。
その筆頭が「パチンコ店」。休業要請に応じないパチンコ店に行列ができるのですから、応じない方が商売になりますよね。
コロナが拡散されても構わないかのように休業要請に応じないパチンコ店について調べてみました。
目次
北海道の休業要請に応じないパチンコ店11 店舗はどこ?
2020年5月9日、北海道の鈴木知事は道の休業要請に応じずに営業しているとしてパチンコ店11店舗に対し、休業を求める「事前通知」を行いました。11店舗のうち7店舗は3度目の通知だということで、道は「事前通知を出した直後はいったんは休業したが、しばらくしたら営業を再開している悪質なケースだ」としています。
4店舗については、9日にいずれも休業したことが確認されたということで、5月10日に休業要請に応じないとして再度要請通知が出され公表されたパチンコ店は以下の6店です。
★要請通知及び公表施設<5月10日公表分>
◇パーラーヤマト八雲店 二海郡八雲町本町216番地
◇パーラーヤマト江差店 檜山郡江差町字新地町48番地
◇パーラーヤマト天塩店 天塩郡天塩町字天塩3668番地4
◇パーラーヤマト雄武店 紋別郡雄武町字雄武1463番地7
◇パーラーヤマト広尾店 広尾郡広尾町並木通西3丁目83番地12
◇パーラードラゴン 虻田郡倶知安町南3条西4丁目2番地5
引用元:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/0510_patinkokouhyou.pdf
『パーラーヤマト』という名前が同じことから、こちらは同一系列のパチンコ店かと思われます。
株式会社フェリックス(ホールディング会社)
代表取締役桜井正熙
「人の命より自分の利益」という会社の方針なのでしょうか。
自分の命や家族、身近にいる友人や知人の命よりもパチンコがやりたくて並ぶ人がいるのですから、お店だけの責任とは言えないかもしれないですけど。
北海道の休業要請に応じないパチンコ店の詳細と場所は?
◇パーラーヤマト八雲店 二海郡八雲町本町216番地 0137-65-3777 営業時間9:00~22:45
◇パーラーヤマト江差店 檜山郡江差町字新地町48番地 0139-52-0999 営業時間9:00~22:45
◇パーラーヤマト天塩店 天塩郡天塩町字天塩3668番地4 01632-2-2444 営業時間9:00~22:45
◇パーラーヤマト雄武店 紋別郡雄武町字雄武1463番地7
◇パーラーヤマト広尾店 広尾郡広尾町並木通西3丁目83番地12 01558-9-0888 営業時間9:00~22:45
◇パーラードラゴン 虻田郡倶知安町南3条西4丁目2番地5
https://twitter.com/doragonkutchan
こちらもヤマトグループの系列のようですね。
店名公表後も営業していくのか?
店名公表しましたが、その数日前にはこんなことがあったようです。
本日江差町にマスク1,000枚を寄贈させて頂きました。寄贈式には北海道新聞社様、函館新聞社様もご出席くださり、弊社の活動について取材して頂きました。#江差町#ヤマトグループ#北海道新聞#函館新聞#マスク寄贈 pic.twitter.com/99M6gdSL1o
— パーラーヤマト江差店【official】 (@yamatoesashi) May 8, 2020
賄賂?買収?
こんなことがある以上、ヤマトグループは正々堂々と営業を続けていくのではないでしょうか。
コロナの感染者を出さないために「三密」とされるパチンコ店の営業を本当にやめてほしと願うなら、マスクも受け取らず、道民・市民が行かなければパチンコ店も営業しないはずです。
マスクの寄贈式まで行って受け取り、新聞の取材を受け、人々がこぞって並んだとしたら、このパチンコ店は営業を続けるでしょう。
ネットの声は?
休業要請に応じないパチンコ店の店舗名を公表したことについて、ネットの反応です。
北海道。パチンコ屋の営業にやたら敏感だが、パチンコ屋が営業自粛したからとて感染数減ったりしてない。札幌以外にも多数パチンコ屋あるけど感染数は札幌とは格段に少ない。コロナ関係なくパチ屋減らしの意図を感じる。
— めちだ_ (@LJ8xgpUKNuWRgKZ) May 9, 2020
下のリンク先、コロナ感染拡大防止で休業要請に応じなかった北海道のパチンコ屋が公表されました。ただ、公表された場所以外にも営業していたパチンコ屋があったので若干疑問。パチンコ屋以外の趣味的な業種でも3蜜となるものはあるがパチンコ屋ばかり叩かれるんだな。 https://t.co/z3gbhkwh9K
— tweet_mii (@tweetmii1) May 10, 2020
パチンコが打ちたいです普通にやってた頃は、たまーに覗いて少しやって楽しんでたのに、無くなると何故かやりたい欲北海道はまだまだ先なのかなそれよりもカラオケ、サウナ行きたいよーー
— 神山 (@uuuuuuuu777ya) May 9, 2020
北海道で営業中のパチンコ店はパーラーヤマトグループ5店舗、パーラードラゴンだそうです。営業するいじょう、感染者が出れば、もっと痛い目に遭うでしょうね。
— anzenman (@anzenman3) May 10, 2020
昨日の時点で、道内のパチンコ店は24店舗営業しているとのこと。道職員が店を訪問して営業自粛を???職員は忙しいんだぜパチンコ店まで足運ばせて労力奪いやがって営業するから人が集まるんだよ!早く閉店してくれ。
北海道知事公表は考えなくていい。すぐに公表してくれ。 pic.twitter.com/ksdHq00Vfz— ファイアースターター コロナ怖いっす (@tamesareteruzo1) May 8, 2020
パチンコをやりたい人もいれば、パチンコ店からのコロナ感染を心配する人もいますね。
自粛であれば閉店しなくても罪にもならず、やっているもん勝ちの利益になるのですから、これはパチンコ店経営者の考え方次第で北海道でどうとかできるという問題でもなさそうな気がします。
まとめ
自粛生活で、パチンコ店だけでなくたくさんのお店が経営に苦しんでいます。倒産するお店もたくさんあるようです。国からの保証金だけではどうにもならないという話もたくさん聞きます。
すべては「自分が感染したくない。自分の周りの人に感染して欲しくない。」と考えるか考えないかの問題のような気がします。自分や周りがどうなっても構わないから「パチンコしたい、ギャンブルしたい、お酒が飲みたい、外食したい、友達と遊びたい、風俗行きたい・・・」そういう人がいるからお店は閉店しないのではないでしょうか。
北海道のパチンコ店はマスクを寄贈してまでお店を開けているのですから、イタチごっこ以外のなにものでもないですよね。