4月3日金曜ロードショーで放送される予定のジブリ作品『思い出のマーニー』。
日 時: 2020年4月3日(金) 21:00-23:04※ (日本テレビ系列)
ジブリ作品が放送されるのは昨年の夏以来になるようです。
まず先に3月27日に『魔女の宅急便』が放送されます。
本編のみのノーカット放送です。
もう観たことのある方も、まだ観たことがない方も楽しみですね。
目次
思い出のマーニーとは
「思い出のマーニー」予告編
映画『思い出のマーニー』はイギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を原作に、スタジオジブリ製作・米林宏昌監督により作られた作品です。
思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)
ジョーン ロビンソン (著)
ペギー・フォートナム (イラスト)
映画『思い出のマーニー』のあらすじ
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。
引用元:Yahoo!映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/348091/story/
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思い出のマーニーの声優キャスト一覧
◇佐々木杏奈:高月彩良
◇マーニー:有村架純
◇佐々木頼子(杏奈の義理母):松嶋菜々子
◇大岩清正:寺島進
◇大岩せつ:根岸季衣
◇老婦人(晩年のマーニー):森山良子
◇ばあや:吉行和子
◇久子:黒木瞳
他にも豪華な声優キャストがたくさんです!
杉咲花(彩香)
引用元:公式インスタグラム https://www.instagram.com/hanasugisaki/
森崎博之(美術教師)
安田顕(十一(といち)
戸次重幸(マーニーの父)
大泉洋(山下医師)
音尾琢真(町内会役員)
※左から並び順です
引用元:TEAM NACSオフィシャルサイト
プロの声優さんではなく、ほとんど有名な役者さんでアフレコされた作品なんですね!
思い出のマーニーの声優が下手と言われる理由は?
こんな豪華な俳優さんが声優を務めた『思い出のマーニー』ですが、実は声優が下手と言われているのです。
なぜそんなことを言われているのでしょうか?
まずは主役の2人、杏奈役の高月彩良もマーニー役の有村架純さんも実はこの時が声優初挑戦だったそうです。
なので緊張とかやはり慣れてないせいもあったのでしょうか。
お2人とも実力のある役者さんなので演技力はあると思うのですが、やはりプロの声優さんはすごいんですよね。動きがなく声だけで役を作るのはやはり難しいのでしょう。アニメの口の動きに声を合わせることさえ難しいのではと思います。
『思い出のマーニー』を観た方の中には声優が「棒読み」「下手」という意見の方が多かったようです。
ただもしかしたら他のアニメではない「普通の会話」を制作サイドは欲しかったのではないでしょうか。
プロの声優さんは本当に上手ですが、アニメのアフレコを観ているといかにも「マンガ」的な声なんですよね。すこし大げさというか。あくまでも私の感想ですが。
それをジブリ作品では普通の女の子の会話をあえて表現したくて、プロではなくオーディションという形で主役の杏奈とマーニーを選んだのではないかと思います。
それが有名な役者さんだったために、地声をよく知っている視聴者は違和感を覚えたのかもしれませんね。
確かにこの豪華な声優陣を見れば、みなさん声をよく知っている方ばかりですもの!
声優に対する評価は?
『思い出のマーニー』の声優に対する評価や感想を見てみたいと思います。

俳優を声優として使うの、もう止めてほしい。
昔のジブリのように、ちゃんと声優さんを使ってほしいです。

感情移入しずらいです。
不自然な笑い声や叫び声に気をとられ、大事な場面でも集中できなかった。

役としての声が入ってこない。
松嶋奈々子が、黒木瞳が喋ってるな~となってしまう。

女の子同士で「一番好きよ」とか「愛してるわ」とか言いませんよね・・・。
最後の最後でオチを知ると、そういう台詞にも納得できますが、
それにしてもどうなんだろ。なんか違和感が残りました。

という印象になりましたが、1800円払ってたら「つまらなかった」と
なっていたような気がします。


物語としては古典的な感じだけど、素直に感動した。
ラストの感動を呼ぶ場面の前にはもう真相がわかっちゃってるので、え?いま?ここ?さっきじゃなくて??と思ってしまった。
何かあと一捻り足りない感じ。

やっぱり俳優が声で演じるのはムリがあるのでは。
特に母親役の声は絶対、松嶋菜々子じゃない!!
俳優の顔がちらつくと物語に入り込めないので、とても損してると思う。

評価が高かったので、もう一本(ALL YOU NEED IS KILL)の上映時間を潰すのにはちょうどいいかなと思って選びました。
……が、主人公が義母への言葉でいきなりどん引き。
感情がないと言われればその通りかもしれませんが、自分的には棒読みにしか聞こえませんでした。
特に前半の棒読み加減は酷かった。
マーニーの方もそれに引きずられてか棒読みに聞こえてしまって、そればっかりが気になって……。
ジブリは何で毎回毎回、棒読み声優を一人以上使うのかと思ってしまいます。

ジブリらしいといえばジブリらしいかな。
んー、でも主人公があまり好きにはなれませんでした(たぶん棒読みのセリフのせいかも)
ボッチ自己嫌悪系の少女の成長物語にしては、他の登場人物(例えば主人公にデブと言われた子や、眼鏡の子)に比べても幼すぎて……。
小中学生ならもっと違った目で見られるのかしら?
正直、成長ものとしても心の葛藤が薄すぎるんじゃないかと思いました。
全体的に今ひとつでした。
最後にもう一つ気になったのは、「北海道ってそんな住宅でも大丈夫なの?」というぐらいの防寒のレベルが質素な建物ばかりでした。
思い出のマーニー、いい映画だったと思うけど声優の素人感はちょっとうけた(俳優だから仕方ない?)
— @レディへコンピ2!! (@ysdpm) February 29, 2020
思い出のマーニー、初めて見た時は「ヒロイン2人の声が似すぎてて聞き分けられない…」と思ったけど全部見たら「それがいいんじゃあないか…!」ってなりました
— きよさと (@kyosato_23) February 28, 2020
やはりプロの声優を使わず役者さん声優に使ったことで「素人」と感じる方も多いようです。
ただそれがいいと思う感想もあったので、アニメに対する思い入れと受け入れ方の違いがでてくる作品のようですね。
まとめ
『思い出のマーニー』について声優の評価を見ていると、『思い出のマーニー』はつまらないという意見がたくさんあることに驚きました。
確かにジブリの中でネガティブ設定な杏奈が主役というのはめずらしいと思います。ジブリ作品はだいたい主役は頑張り屋さんであったり、正義感が強かったり、素直でまっすぐなタイプが多いですよね。
「私は、私が嫌い!」という杏奈。こういう人もいるんだってわかったほしいなと思う部分もあります。自分のことを嫌いって、生きていて本当に辛いことだと思うのです。
ジブリの中でも心の暗い世界観を描いている作品だと思います。そのためあえて声もプロではなく役者さんを使ったのではないのでしょうか。日常会話で歯切れよくしゃべるネガティブな人ってあまりいないですよね?(笑)
そんなことも感じながら、4月3日の金曜ロードショーで放送される『思い出のマーニー』を観てほしいなと思います。
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