梅雨前線の影響で九州地方では今までにない記録的な大雨となっています。
7月7日(火)、熊本県熊本市小国町では1時間に110ミリほどの強烈な雨が降り、「記録的短時間大雨情報」が出されました。
温泉街を流れる杖立川の水位は上がり、土砂崩れも発生し観音岩温泉が崩壊したという情報が入ってきました。
温泉には思い入れのある方も多く、悲しむ声が広がっています。
今回は熊本市小国町・杖立温泉での土砂崩れについて詳しく調査していきましょう。
土砂崩れ後の様子はどうなっているのでしょうか?
では、さっそく本題に入っていきましょう。
目次
杖立温泉で土砂崩れ発生!
“レーダーによる解析では、山鹿市と小国町付近でそれぞれ1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象台は記録的短時間大雨情報を発表しました。小国町では杖立温泉街で杖立川があふれ、地元旅館組合によると4軒が床上浸水。しかし、事前に6日の宿泊を旅館側が断っていたこともあって宿泊客はほとんどおらず、人的被害はありませんでした。また、温泉街から2キロほど上流にある観音岩温泉では土砂崩れが発生して、土砂が施設の一部を飲み込み「ここに来て50年になるが初めて。(昭和)28年の6.26水害以来じゃないかな」と地元の男性もア然とした表情。記録的大雨は菊池川水系へと流れ込み、山鹿市を流れる岩野川は茶色く濁った水が大きくうねりをあげて激しく流れていきます。一夜明け、玉名市青木では田んぼと川との境目が全く分からなくなっていて、自動販売機も半分以上が浸水。山鹿市では堤防の外側に流れ出した水が川とほぼ同じ高さとなって建物や田畑を覆っていました。”
引用:https://www.fnn.jp/articles/-/60490
杖立温泉では土砂崩れだけではなく、杖立川が氾濫し4軒が床上浸水してしまったようです。宿泊客がほとんどいなかったことが救いでした。
また、温泉街から2キロほどの上流にある観音岩温泉では土砂崩れが発生し、建物の一部が崩壊してしまったようです。
この地域に50年も住んでいる男性でさえ唖然としてしまうのですから、今回の大雨がどれだけ大きな影響を与えているかが改めてわかりますね。
当時は1時間で110ミリほどの強烈な雨が降っていたので、あっと言う間に水位が増してしまったことでしょう。
実際に温泉街に勤める方は「2時間ほどで急激に水かさが増した。温泉街の両側にある山からも泥まじりの水が道路に流れ込み、身動きが取れなくなった。」と、当時の様子を語っていました。
杖立温泉は一時孤立状態になってしまい、停電もしてしまったので、そんな中で身動きがそれないというのはとても心細かったと思います。
建物が崩壊してしまったことももちろん悲しいですが、人的被害はなかったようなのでとても安心しました。
杖立温泉の土砂崩れ場所はどこ?
杖立温泉の場所はこちらです。
住所:〒869-2503 熊本県阿蘇郡小国町大字下城
また、土砂崩れが発生したのは観音岩温泉付近です。
観音岩温泉
〒869-2503 熊本県阿蘇郡小国町大字下城4112
趣があり、とても美しいところだったのでしょう。
こんなに素敵な場所が崩壊してしまうとは、残念でなりません。
ぜひ営業を再開したら足を運んでみたいと思いますが、復興するには時間がかかりそうですね・・・
現地周辺の画像は?
杖立温泉が…ああぁあ…
思い出がいっぱいあるところが…
悲しい…… pic.twitter.com/3opWB8DyJg— みや (@kyutechvtr250) July 7, 2020
熊本の杖立温泉が土砂崩れで建物が潰れてる(°д°) pic.twitter.com/dWpWU5gW7n
— かず (@works_love) July 7, 2020
杖立温泉崩落 悲しいです😔 pic.twitter.com/IwXBvzzYV2
— 阿蘇山 (@jKAv4FGhL8CLSHq) July 7, 2020
大好きな杖立温泉が大変なことになってて心配です。
自然災害の恐ろしさを痛感します。再建までの道のりは大変でしょう。
僕には泊まってお金を払うことと僅かな募金しかできません。なんで働こう。 pic.twitter.com/kDVew0bnTO
— モリケン (@moriken10091985) July 7, 2020
このまま小国沈むのかな。怖い。#豪雨 #熊本県 #小国町 pic.twitter.com/ONAvaPotKf
— なつみ (@uk_n0726) July 7, 2020
言葉を失ってしまうほど、悲惨な状況になっています。
杖立温泉に行ったことがある方はとてもショックを受けているようです。まさかこれほど美しいところがこんなことになってしまうなんて、誰も想像をしていなかったでしょう。
人的被害はないとは言え、日常生活を取り戻すには長い時間がかかってしまうかと思います。
ただ今回のことは自然災害であって誰かが悪いとかではないので、協力し合って復興していかなければいけませんね!
土砂崩れでの被害状況は?
土砂崩れで被害を受けたのは、観音岩温泉のみかと思われます。
杖立川が氾濫したことで床上浸水してしまった旅館はいくつかあるようです。
現段階では人的被害は確認されていないとのことなので、行方不明者や死者が出ていないことを祈るばかりです。
自然災害の恐ろしさを改めて痛感させられる日々が続いています。
残念ながら自然災害を止めることは出来ませんが、命を守ることを最優先に考えて行動しましょう。
ネットの反応
熊本県小国町の杖立温泉も被害がひどい。数十年に一度の豪雨と言うが、毎年のように言ってるような気がする。
— みのるごんNo1《通常勤務中》 (@minorugon01) July 7, 2020
杖立温泉、去年の秋に小国でキャンプした帰りに温泉入りに行ったなぁ😭
今年も7月に行くつもりだったのに
復興したら絶対いきます— café サンデイズシスコ (@CAFESundayCisco) July 7, 2020
小さい頃から何度も行ってた熊本の小国にある杖立温泉が土砂崩れ?!
嘘や。。
山の中にある自然に囲まれたいい温泉やのに😭杖を立てて歩くほどの病人や老人も、温泉に入ったら杖を忘れて帰るほど元気になると言われてる温泉。
復興したら絶対に入りに行く。
— 千咲(ぽにょ) (@chisaki_ponyon) July 8, 2020
杖立温泉。
雨はなんとか乗り切り、みなさん無事とのことです。
よかった。崖崩れが多数あり、発電所も崖崩れ。
あちこちに石や木が敷き詰められ、ここは川底か?といった風景。
ショックですが、命があって良かった。
— うさこさま (@wagamama_usako) July 7, 2020
仕方がないとはわかっていても、やはりショックですよね・・・
しかしここは温泉街の方たちの命が助かったことを喜びましょう。
杖立温泉にはファンがたくさんいるので、協力し合えばまた美しい場所は戻ってくると思います。
まとめ
今回は熊本市小国町で発生した土砂崩れについてまとめさせていただきました。
記録的な大雨の被害は拡大するばかりで、不安が募ります。
周辺に住まわれている方は、命を守ることを最優先に行動して下さい。
どうかこれ以上被害が大きくならないことを祈っています。