2020年夏、また新しい映画の公開がされることが決定しました。それは青春時代のストーリー。
この映画の中には誰にも訪れるその時期を思い出す特別な気持ちが見えるかもしれませんね。
目次
「君が世界のはじまり」とは
『君が世界のはじまり』は、小説家で映画監督のふくだももこ先生が『すばる』に掲載した小説『えん』及び『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を原作とし、自ら監督を務め映画化した作品です。
「リンダ リンダ リンダ」「聖の青春」「愚行録」などを手がけてきた脚本家の向井康介氏がひとつの物語に再編しました。
大阪の隅っこにある寂れゆく町に住む女子高校生とその仲間たちを巡る人間模様を描いたものです。
『君が世界のはじまり』特報映像
「君が世界のはじまり」のキャスト、スタッフは
『君が世界のはじまり』のキャストおよびスタッフをご紹介します。
キャスト
◇えん:松本穂香(主演)
◇琴子:中田青渚
私が演じた琴子は口も態度も悪いですが、自分の気持ちに正直で、周りの人から、琴子の生き方が羨ましいと思われるような女の子です。普段の私は、琴子のように自分の気持ちに正直な人を羨ましく思っているので、琴子を演じることは新鮮であり、挑戦でした。監督や松本さんと撮影前から2人の関係性について何度も話し合い、大切に作りました。
一瞬で過ぎ去ってしまう青春時代の儚さや苦しさがぎゅっと詰まっている作品になっていると思います。
◇純:片山友希
◇伊尾:金子大地
◇岡田:甲斐翔真
◇ナリヒラ:小室ぺい
板橋駿谷
山中崇
正木佐和
森下能幸
億なつき
江口のりこ
古舘寛治
スタッフ
原作・監督:ふくだももこ
「君が世界のはじまり」のもとになった小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」は、私にとって、どうしようもなく特別な物語だ。
“青春”という箱の中に入れられるのを嫌悪していたあの頃の、胸を突き抜けて飛び出しそうなエネルギーが、すべての登場人物に詰まっている。この映画が、どこへも行けない、何にもなれない、そんな風に思っている誰かの、はじまりのきっかけになればいいと願っています。
私が書いた、ゴツゴツトゲトゲした岩のような小説を切り取り、石にして世に出してくれた人がいて、手に持てるよう丁寧に削ってくれた向井康介さんの脚本があって、一緒に磨いてくれた素晴らしいスタッフと、松本穂香をはじめとする、才能ある俳優たちがいる。すべての人の力を合わせて「君が世界のはじまり」は、誰も見たことのない、燦然と輝くたったひとつの宝石になった。どうかこのきらめきが、あなたの心を照らしますように。
脚本:向井康介
40歳を越えて、もう青春映画を書くことはないと決めていた矢先に、佐々木史朗さんとの出会いがあり、“ふくだももこ”という若い作家の短編小説を知りました。二十代の書く文章に自分はもうついていけないだろうと思っていたのに、驚くほど心の中に入ってくる。なぜなのだろう? そんな疑問から、僕の中でこの企画は始まりました。
「ふくだ、君が晩年になって、人が作品を振り返ったときに『ふくだももこの初期の代表作と言ったらこれしかないよね』とみんなが肯くような映画にしよう」
何度目かの打ち合わせのあと、居酒屋で僕はふくだにそう言ったのを覚えています。とても小さな物語だけれど、この映画が生まれる一助を担ったひとりとして、本当にそんなふうに語り継がれるような作品になってくれたら嬉しいです。
音楽:池永正二
撮影:渡邊雅紀
照明:林大智
録音:西正義
編集:宮島竜治
整音:原川慎平
音響効果:井上奈津子
美術監修:小坂健太郎
衣裳:宮本茉莉
ヘアメイク:有路涼子
スチール:木村和平
助監督:伊藤希紗
配給:バンダイナムコアーツ
企画制作:オフィス・シロウズ
製作:『君が世界のはじまり』製作委員会(バンダイナムコアーツ、アミューズ、オフィス・シロウズ)
(引用元:『君が世界のはじまり』公式サイトhttps://kimiseka-movie.jp/)
「君が世界のはじまり」のあらすじネタバレは
~あらすじ~
大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。この町の高校2年生のえん(松本)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。
同じ高校に通う純(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を重ねるようになる。
偶然ナリヒラの秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いのはけ口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町―。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕される。郊外の気だるい空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。
小説書きました
11/6(月) 発売 文芸誌「すばる」
『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』
ふくだももこ著郊外のショッピングモールで一夜を明かす高校生ふたりの話です。
書店、Amazonで買ってね pic.twitter.com/TZasarQSMN
— ふくだももこ (@fukuda_27) November 5, 2017
原作はふくだももこ先生の『えん』と『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』を原作としてひとつの物語とされています。
そのため原作とは異なることが多いかと思います。
どんな結末になるのでしょうか。
「君が世界のはじまり」の見どころや評判は?
この映画の見どころとなるのは、この公開されているビジュアルからもそれぞれの人物の心の中を読み取ることではないかと思います。
今たくさんの字幕仕事をジャグリングしているけど、今日は久しぶりに一本を完成した。ふくだももこ監督の『君が世界のはじまり』。イメージビジュアルめっちゃカッコええやろ?本編もそこらへんの青春映画と全然ちゃう。#君が世界のはじまり @kimiseka_movie pic.twitter.com/i1yLR55ncQ
— Don Brown (@ryuganji) May 29, 2020
「そこらへんの青春映画と全然ちがう」ということです。
どんな風に違うのか、ますます楽しみです!
ネットの反応
『君が世界のはじまり』が公開されることについてのネットの反応です。
ふくだももこ監督からいいねきてびっくりしてしまった。ふくだももこさんの監督されてたカカフカカが大好きだし21世紀の女の子もよかったから君が世界のはじまりも楽しみ。
— ふる (@midsmnys) May 29, 2020
君が世界のはじまり、早く観たい
— りりこ (@kanekoayan0) May 28, 2020
君が世界のはじまり、PG12ってとこがまた
— 万次郎 (@___manjiro) May 28, 2020
うぉーーーーーーーーー!!
マジですかーーーーーー!!
好きな監督!
好きな脚本家!
好きな女優!
たまらーーーーーーーん!!
こーふんするぅーーーー!!
待ちきれーーーーーーん!!
コロナはさっさと引っ込みやがれーーーーーー!!#君が世界のはじまり #全ての映画に感謝— 柳田リカオン映画との出合いに感謝! (@rundgrentodd) March 31, 2020
楽しみにしている方が多いですね。
まとめ
青春映画ということですが、R12。なんだかドキドキしちゃいますね。どんな青春映画が公開されるのでしょうか。
詳しい内容はわかりませんが、色んな人の心の中が入り混じった、複数のストーリーが展開されるような感じですよね。それがどう一つにまとめられていくのかも気になるところです。
新型コロナウイルスの第2波にならないよう十分に注意しながら生活し、無事に映画が公開されてたくさんの人が観られますように。