この夏、注目の映画が公開されることになりした。映画「クシナ」です。男子禁制の村という設定もとても興味深いですし、主演の郁美カデールさんも人を惹きつける方で、すでにネットニュースなどにもなっています。1度は上映オファーを断ったという幻の作品が、2年越しに上映されるということで、この夏1番の注目作品なのではないでしょうか。今回はこの「クシナ」のあらすじやキャスト、主題歌や見どころまでご紹介していきます!
目次
映画「クシナ」とは
映画公開日は2020年7月24日(金)から公開予定になっています。
公開は今年ですが、制作は2018年にしており、すでに「第13回大阪アジアン映画祭」でJAPAN CUTS Awardを受賞しています。北米最大の日本映画祭であるアメリカニューヨークで開催される「JAPAN CUTS 2018」にも招待されるという注目作品なのです。
主人公のクシナを演じる郁美カデールさんは、のちに土屋アンナさんにスカウトされ正式に芸能界に入ることになるという、金の卵です。撮影当時はまだ、9歳でありながら堂々たる演技は必見です。郁美カデールさんが今作に出演することになったのも、撮影1日前に撮った写真を、速水監督の目に留まり主演をゲットしました。土屋アンナさんといい、速水監督といい、彼女の人を惹きつける魅力が素晴らしいという証明になりますね。
映画「クシナ」の作品情報
公開日:2020年7月24日(金)
制作年:2018年
制作国:日本
配給:アルミード
上映時間:70分
映画「クシナ」のキャスト、スタッフ
クシナ:郁美カデール
引用元:https://tokushu.eiga-log.com/new/42269.html
当時9歳の郁美カデールさんです。現在は14歳になっておりクシナと同じ年齢になっています。とても可愛らしいく神秘的で今後がとても楽しみですね。
鬼熊:小野みゆき
引用元:http://www.oaff.jp/2018/ja/report/15_2.html
小野みゆきさんが、村長の鬼熊を演じています。若手の女優さんたちの中で、小野さんの存在感はやはりベテラン女優さんです。
カグウ:廣田朋菜
引用元:https://cinemarche.net/news/kushina-arasuji/
カグウを演じる廣田朋菜さんは、ラストの表情で監督を泣かせたという若手ながらも、演技力が素晴らしい女優さんです。
風野蒼子:稲本弥生
引用元:http://www.cmgirls.com/google-now-584
この物語が動きはじめるきっかけとなった、人類学者役の稲本弥生さんは女優の他にもCMなどでもご活躍です。
他にも
小沼傑、佐伯美波、藤原絵里、尾形美香、藤井正子などが出演されています。
スタッフ
監督:速水萌巴
引用元:http://www.oaff.jp/2018/ja/report/14_2.html
監督の速水萌巴さんは、他にも脚本、編集、衣装、美術までこなしてしまうスーパー監督です。この作品が長編作品初となります。
映画「クシナ」のあらすじ
予告動画
あらすじ
男子禁制の村に、人類学者が足を踏み入れたことで村の平穏生活がかき乱されいく。
そして女性達の運命が変わっていく。
外の世界を知らない娘、外の世界に出さないことで娘を守っている母親。
この世界を記録に残したいと、村に滞在する人類学者。
閉鎖的なコミュニティで暮らしていた母娘はそれぞれの決断をしなければならなくなる。
彼女達は一体どんな決断をするのか?
映画「クシナ」のネタバレ、結末や見どころは?
ネタバレ
とある山奥に村がありました。
この村は普通の村とは違っていたのです。なんと女性だけか暮らしている村でした。
村長の「鬼熊」は、村で採れた大麻を山を下り売っていました。
その売ったお金で必要な物を購入し、1人でまた村に戻るという生活を送っていました。
なぜ村長だけが、山を下っていくのか、、、。それは、鬼熊にはカグウという28歳の長女と、クシナという14歳の孫がおり、この2人を守ろうと自分だけか山を降りていたのです。
そんな村を、探そうと何度も山を探索している人類学者の風野蒼子と後輩の原田恵太が、とうとうこの村を見つけます。そして、鬼熊が山を降りて村の女性達の必要な物を調達している間の滞在を認めます。
風野たちは、狭いコミュニティの中で根付いた強さや信仰を記録することで、人間の美しさを証明しようとします。
そんな、風野たちの影響を受けてか村の女性達の均整の取れた生活が、変わっていくのです。
そしてそれぞれ決断をする時がやってくる、、、。
というところまでは分かっていますが、まだ結末は公開前なので出てきていません。
しかしこの村に住む、女性達が人類学者から影響を受け、コミュニティや村人たちが変わっていくのでしょう。
見どころ
見どころは、なんと言っても速水監督の映像美です。女性ならではの細部までこだわって映し出された映像は、釘付けになります。
外の世界から娘たちを守る母娘の関係が、話の核となりますが、これは現実的にも当てはまるのではないでしょうか。実際、速水監督自身も自分の母娘の関係に近いとし、公開までこの年月が掛かってしまったようです。
遠いどこかの話ではなく、自身と重ね合わせて映画をご覧になってください。
映画「クシナ」の主題歌は?
主題歌はまだ発表されていません。一体どんなミュージシャンの方が担当されるのかとても気になるところです。
主題歌の発表が待ち遠しいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
監督が1度断った公開オファーを2年越しで受けたのは、現在の新型コロナウイルスで劇場が封鎖され、世界中の人々が真っ向から戦っていることだったそうです。この作品が公開される頃には、みんなが外に出られるようになることを祈るばかりです。
映画は延期になったり、劇場が封鎖されたりと暗い話題ばかりですが、この映画をスクリーンで見る時は、幾分心も足取りも軽くなっていると信じて今はステイホームで頑張りましょう!!