政府から配布されている通称アベノマスクですが、なかなか明らかにならなかった4社目の企業が福島県の「ユースピオ」、さらに5社目が「シマトレーディング」であることが判明しました!
いったいこの5社目のシマトレーディング、いきなり昨日明らかになった会社なのですがどんな会社なのでしょうか。
詳しく調べてみました!
目次
アベノマスク5社目シマトレーディングの事業内容は?
ではシマトレーディングがどんな事業を行っている会社なのか見てみましょう。
ホームページを見てみると、
1980年切花の輸入を開始いたしました。シンガポール産の蘭から始まり、年を追うごとに商品の数は増え、現在は500を超える切り花、葉類を取り揃えております。一年を通して新鮮で高品質な商品を世界各国から輸入しております
と書かれています。
世界から切花を輸入し卸売りをしている会社のようですね。
このようなきれいなお花を輸入し、インスタグラムでも紹介していました。
ですがなぜお花の会社がマスク・・・?と思いますよね。
シマトレーディングの実態、所在地と会社外観は?
では所在地を確認しておきましょう。
所在地は、
〒286-0221 千葉県富里市七栄199-75
こちらの建物がシマトレーディングの所在地のようですね。
こちらがホームページにも書かれている所在地なのですが、登記簿上は福島になっているという情報もあったので調べてみました。
【速報】#国会中継 加藤勝信厚労相「#アベノマスク を発注したのはユースビオだが、ユースビオの輸入を代行したのはシマトレーディングという会社」と答えてしまう pic.twitter.com/TNEyY0RXqb
— 箱コネマン (@HAKOCONNEMAN) April 28, 2020
こちらの情報ですと、場所はこちらになります。
なんだかただの民家のような気がするのですが・・・。
もういろいろ出してくれるなよ。ここでいいのかな。
マスクの輸入なんかする会社じゃないのだが https://t.co/VkCJ6RouHa pic.twitter.com/00D5aOFvmF— rz733375 (@rz733375) April 28, 2020
加藤大臣の答弁で名前の挙がった「シマトレーディング社」。登記簿で住所を確認し、福島市飯坂町に行ってみたが「もぬけの殻」。会社感も生活感もまるで無かった #アベノマスク pic.twitter.com/rAFOEWCbmY
— 鈴木博喜 (「民の声新聞」発行人) (@s_hiroki24) April 28, 2020
いずれにしてもマスクを取り扱っていそうな会社ではありませんでした。
シマトレーディングの代表者は誰?
引用:http://www.shima-trading.com/cont/about.html
代表取締役は、島正行さんという方になっています。
シマトレーディングとユースビオの関係は?
問題はここですよね。
加藤厚労相は昨日の国会内で、
「シマトレーディングという会社でありまして、ユースビオはマスクにおける布の調達、あるいは納品時期等の調整。いま申し上げたシマトレーディングは生産輸出入の担当をされていた」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/41a58b9e56a2a1385a159f5e16769eab24ad42e8
と述べています。
いきなりシマトレーディングという会社が出てきたので国会でもネット上でもかなり話題になりました。
なぜ花を扱っている会社がマスクに関わっているのかというと、島正行社長の息子でもある取締役の島健太郎さん(38)は、
「元々、ユースビオの社長さんとは付き合いがあります。私の母方の親戚に当たるんです」
「ユースビオの社長さんから、(マスクをやることになったので)通関業務をお手伝いしてもらえませんかという声掛けがあった、それだけです。ウチもこのコロナの件で開店休業状態が続いているのも事実です」
引用:https://news.nifty.com/article/domestic/government/12280-645768/
と回答されているんですよね。
さらに分かったのが、このシマトレーディングは2006年の2月に植物検疫法違反で書類送検を受けているんですよね。
害虫が発見された植物を消毒しないで輸入しようとした、ということでした。これは取締役の島健太郎さんも認めています。
さらにはユースピオ自体にも脱税で懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決を受けていた過去があったことが分かりました。
そこから出直しの意味合いもあってベトナムに出て行き、バイオマス発電用木質ペレットの輸入をしていました。実はベトナムってマスクの製造会社が多いらしいんですよ。コロナで輸出入も含めて色んなものがストップしている中で、ユースビオの社長は『機を見るに敏』なタイプなんで、チャンスだと思ったのかもしれませんね」
引用:https://news.nifty.com/article/domestic/government/12280-645768/
ベトナムのマスクに目をつけていたようなんです。
実際にユースピオも今回の受注にあたって、4月10日に「ファクタリング業や貿易及び輸出入代行業並びにそれらの仲介及びコンサルティング」と登記を変更しています。
ネットの声
アベノマスク、5番目の会社「シマトレーディング」の“恥ずかしい過去”|ニフティニュース https://t.co/OGfuMid2tC こういう事態なので入札ではなく随意契約にすること自体は非難されることではないと思う。
大手他社並ぶ中、福島の同社になったのかは不明。
たんに伝だからかもしれんけど。— jisama-desu (@jisama) April 28, 2020
あんまり気にしてなかったけど、アベノマスクで話題になったユースビオとシマトレーディングって、どっちも結構近所なんだけど、色々ヤバい話出てきてるみたいだけど、ほんまに福島市ってまともな企業ないな・・・・・
— SSSS.アキト【公式】 (@akitopoke21) April 28, 2020
昨日、加藤厚労大臣は、
「ユースビオはマスクの布の調達あるいは納品時期等の調整、 シマトレーディングは生産、 輸出入の担当をされていた」
と、答弁してる。
しかし、ユースビオの社長は「輸入した」って言ってる。厚労大臣が虚偽答弁してるか、社長が嘘ついてるかのいずれか。 https://t.co/RHczpQqbb6
— 菅野完 (@noiepoie) April 28, 2020
これがユースビオという会社が受注しシマトレーディングという会社によって輸入された噂のあれかー
有効に使わせていただきゃす pic.twitter.com/WPMmRIp1w7
— さくまじる (@sakumajiru) April 28, 2020
アベノマスク 5社目 シマトレーディング
4社目のユースビオが布の調達、納品時期の調整をし、こちらが輸出入を担っていたそうです。
2社で5.2億の契約のようです。再度言います。
山口・安倍どうすんのこれ?
その他3社も怪しい部分はあるけど、これ大丈夫? pic.twitter.com/XuJFV2N5M1— 日本の黒歴史 (@tiny5246) April 28, 2020
謎の5社目が出てきて昨日はかなり賑わっていましたよね。
「速やかにマスクを配布する必要」から随意契約をしたということが言われていましたが、いろいろと明らかになって今後かなり荒れそうですね。
まとめ
以上、アベノマスクの5社目として明らかになったシマトレーディングについて調べてみました。
ユースピオもシマトレーディングも過去に違法があったということも分かりさらに問題になりそうですね。
なぜ政府はここに発注したのかなど疑問が残ります。
マスク配布でこんなにも議論されるのであれば、もう配布しなくてもよかったのでは・・・なんて思ってしまいますね。